【ADHD】子どもの年代別に見る特性ととるべき対応とは?

ADHD

子どもの成長は親にとって、大きな喜びと楽しみに満ち溢れているものです。

しかし、成長の過程で不安に感じてしまうこともあるでしょう。

例えば、他の子と我が子を比べてみたときに「言葉を覚えることが遅い」「物事を行うスピードが遅い」「ヒステリーを起こすと手がつけられない」などの言動に気付いたとき、あなたはどうしますか?

「成長には個人差があるのだから気にする必要はない」と考える人が多いと思いますが、時間が経過してもその差が埋まらない場合は心配になってきますよね。

やっかいなことに、一度芽生えてしまった【心配】という感情はなかなか消えてはくれません。

自分なりに調べ、【ADHD】など発達障害のことを知ると、心配に思う気持ちはますます大きくなってしまうかもしれません。

もしもお子さんにADHDの可能性があるかもしれないと思っているのであれば、早めに診察を受けることをお勧めします。

早めに診断を受けることによって、今後とるべき行動が変わってくるからです。

💡ADHDと診断された場合

  • これから成長していく子どもの為に何が出来るのか?
  • どのような準備や心構えが必要なのか?

これらのことを考えていかなくてはいけません。

一番よくないことは、漠然とした不安を抱えたまま日々を過ごすことです。

早めの診察こそが、現段階で出来る最良の選択です。

今回はADHDの疑いがある行動や特性をご紹介します。

この記事を読んで、特性などを確認して心配になるようであれば、一度専門医に診察してもらってくださいね。

ADHDの特性があらわれるのは何歳から?

成長子どもの成長していく姿を見ることは、本当に喜ばしく嬉しいことですよね。

今まで出来なかったことが出来るようになる…、その姿を見ることは親として最上の喜びです。

しかし、ふとした瞬間に心配になってしまうこともあるでしょう。

例えば、「言葉を覚えることが少し遅いのではないか?」といった疑問を抱いた瞬間などがそうです。

言葉以外にも、気になる点が目立つようになってくることもあるでしょう。

周りの子どもと比較することに意味はないと分かっていても、どうしても気になってしまいますよね。

「成長には個人差がある」と頭では分かっていても、時間が進むにつれてその不安は膨らんでいくことでしょう。

不安を抱きながらも「一度、専門医に診てもらうべき? でも、まだこの子は幼いのだからもうしばらく様子を見てみよう」と考えている親御さんは多いのではないでしょうか?

最近になって、ADHDなどの発達障害は認知度を高めてきました。

そのため、言葉を覚えるのが遅かったり、多動が見られたりする場合には「この子はADHDなのではないか?」といった不安を抱える親御さんも多くなってきています。

しかし、いざ診察を受けようとしても何歳ぐらいから診察を受ければいいのか悩んでしまい、結局病院に行っていないという人もいるようです。

Q. 実際、何歳ぐらいから受診を考えればいい?
A. ADHDという障害は、生後すぐには診断することが難しいといわれています。
Q. 特性が見られるのは何歳ぐらい?
A. 特性が見られる年齢というのも個人差がありますが、早ければ2歳ごろからあらわれるようです。

また、親御さんが気にしていない場合でも、3歳児検診の時に疑いがあると告げられることもあるようです。

気を付けておくべき行動とは?

小学生ADHDの特性があらわれるようになるのが、小学校に入学する前までといわれています。

実際に、どのような特性があらわれるのでしょうか?

小学校入学前までにあらわれる特性としては、以下のようなものがあります。

  • 他の子供を叩いたりすることがある。
  • 物を投げたり、壊したり、乱暴な行動をとることがある。
  • 落ち着きがない。
  • じっとしていることが苦手。
  • 癇癪を起こすことが多い。
  • 上記の行動を注意しても繰り返してしまう。
  • 言葉の遅れがみられる。

以上のような行動が見られれば、ADHDの疑いがあるといえます。

しかし、どの子も多かれ少なかれ、これらの行動を起こすことがあります。

例えば、落ち着きがないといった項目や、じっとしていることが苦手といった項目に当てはまる子どもは少なくないでしょう。

上記の特性の中には、多くの子どもに当てはまるものもあるという点を考慮しなければいけません。

そのため、慎重に見極める必要があります。

実際、この年齢の子どもにADHDだと診断する場合は少なく、「ADHDの疑いあり」とされる場合がほとんどです。

気を付けておきたいポイントは、上記の項目のうち、複数の項目にあてはまるかどうかという点です。

集団生活また、集団生活が始まって特性が目立つようになる場合もあります。

保育園や幼稚園といった集団生活が始まると他者との関わりが増えてきますが、その中で様々な問題が表に出てくるようになるのです。

周りと同じ行動がとれないといった特性もそのひとつ。

集団の中に入ることによって、我が子がADHDだと気付くきっかけになることも少なくありません。

以上が、幼児期に気を付けておきたいポイントです。

知っておくべきADHDの特性

ADHDの特性は「多動性」「不注意」「衝動性」と、大きく3つに分けることができ、さらに細かく分けると以下のようになります。

■ 多動性
多動性

  • 落ち着きがない。
  • 集中力がない。
  • 体の動きを止めることが難しい。
  • 静かにしなければいけない時も静かにできない。

■ 不注意
不注意

  • 忘れものが多い。
  • 物事を途中でやめて他事をしてしまう。
  • 整理整頓が極端に苦手。
  • 注意されたことを忘れて同じことを繰り返してしまう。

■ 衝動性
衝動性

  • 注意されても、順番を守るといったルールを守れない。
  • 会話をしていても、自分の思い付きで話し出してしまう。
  • 他の人がしていることを横取りして、自分がしようとする。
  • 物を乱暴に扱う。
  • 癇癪を起こして乱暴な行為をしてしまう。

注視する際のポイントとしては、年齢に応じた程度であるかどうかという点です。

子どもであれば少なからず上記に当てはまる点があるため、非常に判断が難しく、それが受診を遅らせる原因となっているのです。

親が自分の子に対して、初めてADHDの疑いがあるかもしれないと思ったときの子どもの年齢は3歳から4歳が一番多いと言われていますが、それに対して初診年齢は5歳から6歳だということから、判断の難しさをお分かりいただけるかと思います。

年齢の割に上記のような行動が気になる、いくつかの項目に当てはまる…このような場合には、一度受診してみる必要があるでしょう。

何歳から診察を受けられるの?

ADHD我が子にADHDの疑いがあるのであれば、すぐにでも診察を受けてハッキリさせたいとお考えの人もいるでしょう。

そのような場合に気になることは、何歳から受診することができるのかという点です。

2歳から3歳程度のお子さんが受診した場合、判断が難しいこともあり、ADHDだと診断されることはあまりありません。

幼い頃は「ADHDの疑いがある」と判断されることはあっても、ハッキリと診断してくれる可能性は低いと思っておくほうがよいでしょう。

では、実際に何歳から診断されることが多いかというと、(もちろんお医者さんによって若干の違いはありますが)平均年齢は6、7歳

多くの親御さんが「小学校に入学すれば何か変わるかもしれない」と期待し、様子を見ていたけれど、うまくいかずに病院へ行った、というパターンが多いようです。

子どもが小学校に入学して、しばらく経ってから病院に行った場合の親御さんの多くは、もっと早くに行けばよかったと思っておられるようです。

早く知ることによって、適切な対応や支援を受けられたかもしれないとも。

病院お子さんのためにも、「早めに病院に行けばよかった」と思っている親御さんが多いということを、頭に入れておく必要があります。

ハッキリと診断されなくても、病院は適切な対応をしてくれます。

お子さんの負担を少しでも減らしたいのであれば、なるべく早めに受診するほうがよいでしょう。

何歳から診察を受けられるという明確な基準はありませんが、もし親御さんがお子さんの行動を見て、気になることがあったのであれば、その時に受診してみることを強くお勧めします。

不安を抱えたまま、悶々と時間を過ごしても何の解決にはなりません。

お子さんのことを考えてあげるならば、悩むだけでなく病院に行って、今後の対応をお医者さんと相談してみましょう。

早めの診察が必要な理由とは?

ADHD集団生活が始まると、子どもはADHDの特性によってうまくいかず、悩むことが増えてきます。

「何故か自分だけ怒られる」…そんな気持ちになることが多くなれば、自信も持ちにくくなってしまうでしょう。

幼少期の子どもにとって、自信というものは心を育んでいく上でとても大切なものなのですが、その栄養が足りなくなってくればADHDの二次障害や三次障害につながってしまう可能性が高くなってしまいます。

そうならないためにも、早めに受診して対応を考えていく必要があるのです。

受診して、ADHDの疑いがあると分かれば、そのことを保育園や幼稚園の先生に伝えて、大人たちでサポートしていくことが出来ます。

いつか事態が好転すると思い、待っているだけでは何も変わりません。

単純に成長の個人差であれば問題ありませんが、もしADHDだった場合には大人たちのサポートが必要になってきます。

お子さんの今後のことを考えてあげれば、アクションは早ければ早いほどいいのです。

それこそが、お子さんの負担を少しでも減らしていくことにつながっていくのですから。

早めの受診また、早めの受診によって今後の対応も変わってきます。

お医者さんに相談することによって、今後の生活で気を付けていくべきポイント、注意しなければいけない事柄を知ることができ、対策をたてることができるようになります。

お子さんの状態を把握し、事前に準備をしていく…それこそが、早めに受診することの一番の理由なのです。

ADHDの特性に苦しめられたり、悩んだりしている人は多くいます。

お子さんが少しでも楽に過ごせるような環境づくりが大切なのです。

最後に

最後にお子さんの日頃の生活を見ていて、ADHDの疑いがあると思ったのであれば早めに病院での診察をお勧めします。

もし、いきなり病院に行くことに対して抵抗があるようでしたら、専門機関に相談してみることもひとつの手です。

無料で相談できる場所は、意外にも身近にもあるのです。

最後にそちらを紹介いたします。

  • 保健センター
  • 子育て支援センター
  • 児童発達支援事業所
  • 発達障害者支援センター

お子さんのためにも、一人で悩まず、まずは相談してみて下さい。

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