発達障害のあるきょうだい、家族がいる人にとっては、発達障害者当人の就職活動はひとつの悩みの種ですね。
特別支援学校を卒業したからといって就活が簡単になるわけでもなく、運良く作業所や就職先を見つけても、職場の人とトラブルになり、泣く泣く退職することもあります。
今回は、発達障害である私の弟がどんな就活をしていたのか、就職をしたのか、そのとき、私や家族がどんなふうに接していたのかなどについて触れていきます。
発達障害のあるきょうだいの就活履歴
発達障害のある弟は、社会人になってからすでに10年以上が経ちます。
特別支援学校を卒業後、運良く働き口は見つけましたが、もっといい職場があるのではないかと、就職から数年後、転職をしました。
転職によってとても恵まれた職場で働くことができたのですが、時代はリーマンショックに。
アルバイトへと雇用形態が変わり、その後は結局リストラされるという彼にとってはかなりショッキングな出来事も経験しています。
しかし、彼はそんな危機も乗り越えて再就職し、2018年現在、毎日フルタイムで働いています。
<A>特別支援学校在学時の就職活動
特別支援学校では、いわゆる国語や算数などの勉強の他に、作業訓練をする時間があります。
作業内容は「えんぴつを箱に詰める」「トンカチで釘を打つ」などが一般的です。
もちろん、作業内容はそれぞれの子どもに合わせて割り振られます。
どれも健常者から見ればとても簡単に見える作業ですが、発達障害がある彼らにとっては難しい課題です。
特別支援学校の教員たちは、彼らの作業の取り組み具合などを見ながら、「どんな作業が向いているのか」「どんな支援が必要か」「実習先はどこにしようか」といったことを決めていきます。
高校2~3年生になると本格的に始まるのが、実際の工場や会社で働く「実習」です。
実習は、うまくいけばそのまま就職することもあるのだとか。
そのため、多くの親御さんも「いい実習先だといいな」「運良く就職先が決まってくれれば」と、期待を胸に抱きます。
私の弟は、実習先ではある程度働けていたようですが、「うちで働いてください」とオファーを受けることはありませんでした。
保護者である私の親は、やはりこの結果に少し気をもんでいました。
残念なのは当たり前かもしれません。
☑居眠りする子も…友達は学びの宝庫?
私はちょっと違った視点で、この実習についての話を聞いていました。
例えば、弟の同級生の中には、仕事中に居眠りをした子がいたのです。
きっと、この話を聞いた多くの人は「まさか、仕事中に居眠りをする子がいるなんて!」と、思ったことでしょう。
私もこんな珍事件から「わかってはいたけど、本当に色んな子がいるんだな」と思うきっかけになりました。
そして、こうした失敗エピソードは活用しないわけにはいけません。
ここは“人のフリ見て我がフリ直せ”です。
弟にすかさず「実習中に寝てもいいかな?」と尋ねると、「寝ちゃいけないよね」と、弟。
真面目な弟なので仕事中に寝てしまうことはないと思いますが、身近なお友達の失敗談は、自分事のように捉えてくれるので良い学びの機会になります。
☑無事、就職先が見つかり…
さて、このような形で、在学中の就活については一般的には学校が支援してくれます。
いざ面接になると、親が付き添っていくこともあり、まさに、保護者と学校が二人三脚になり、就活をしていきます。
弟の場合も、先生方の努力の甲斐あって、無事就職できました。
<B>1回目の転職
就職して2年が過ぎた頃、最初の就職先よりもっと労働環境のよいところへ転職しようと親が転職先を探していました。
当初働いていた会社は、社会保険などの面でも少し整っていない部分があり、有給などの制度もあいまい…、今で言うブラック企業のような面があったのです。
業務内容も少し過酷で、親が見るに見かねた部分もあったのでしょう。
親が色んな所で「仕事はないだろうか」と聞きまわって、そのつてで働き口を見つけることができました。
彼は結局、1ヶ月のブランクもなく転職することに成功しました。
☑失敗する可能性も…転職に対するスタンス
実は、この転職前にも一度、他の会社に面接を受けに行ったことがあります。
しかし、その会社とは縁がありませんでした。
私の家庭では、弟には「いい会社で働いている」と思い込ませるようにしていたので、転職する際も、「もしかしたらこっちのほうがいい会社かもしれないから、ちょっとだけ面接に行ってみよう」と、できるだけ軽いノリで面接に行かせていました。
何でもないのに転職をすることを彼も不審に思いますが、かといって、現在の職場を悪く言うことも彼のためになりません。
健常者の大人の場合、「今の会社は給料が少なくて」「休みが取れないのが不満なんだよね」などと愚痴を言うことも多々あるでしょう。
しかし、私の弟には「いい職場を見つけてよかったね。今はなかなか仕事が見つからない時代だから、仕事があるだけ幸せだね」と言い聞かせるようにしました。
これは、彼の働くモチベーションを下げないためでもあります。
発達障害者は健常者以上に緊張して、頑張って、無理をして働いている傾向にあります。
もしも弟の会社に対する家族の不満が彼の耳に入ることがあれば「そうなんだ、僕は悪い会社で働いているのか」と、落ち込んでしまうかもしれません。
知らぬが仏と言うとイメージが良くないかもしれませんが、実際、私たち家族はそう考えています。
そのため、転職の際にも、「今の職場もいいけど、もっといい職場があるかもしれないから、話だけ聞いてみよう」と、誘い出しました。
<C>リストラ→2回目の転職
転職先の労働環境、仕事ぶり、人間関係はとても良好でした。
社長さんも良くしてくれ、忘年会などもあって、前の会社のときとは全く違う充実感を感じているんだなと、私も彼の表情を見てとても強く感じました。
しかし、転職して1年ほど経った頃でしょうか、リーマンショックが発生します。
世の中でも失業者が増えた時期で、弟の会社もその余波を受けていました。
最初のうちは、アルバイト雇用に切り替わってはいたものの、それでも雇ってもらえている状態でした。
しかし、出勤日数は減る一方……「失業保険を受け取ったほうが収入が得られるのでは?」と、会社側から退職を勧められたのです。
実際、いつ景気が上向くかも分からない状態ですので、親もその提案に納得し、退職に至りました。
弟は「リストラ」と聞くだけでショックを受けてしまうため、親は丁寧に説明をして、「あなたが悪いわけじゃないんだよ、リーマンショックのせいだからね」と、何度も言い聞かせていました。
失業して怖いことは、収入が減ることだけではありません。
毎日一定の生活リズムを刻むことは、心身の健康維持には欠かせないことです。
仕事がないからと夜更かしをしたり、不摂生をしたりしていると、それが原因で心身の健康が乱れることがあり、私の両親は健康や体調について特に心配していました。
☑自由に遊ばせず、家事を任せる
退職後の弟に、私の両親は家事をさせることにしました。
彼はもともと家事をよく手伝っていたので、できることから、母は弟にお願いすることにしたのです。
朝食後、家族はみんな出勤していきます。
父は毎日、母はパートで働いている状態でした。
弟は家族のいない間、食器洗いをして、洗濯物を干して、犬の散歩へ出かけます。
昼食は自分でどこかに食べに出かけたり、母が用意したものを食べたりするようにしました。
料理はお味噌汁くらいしか作れませんが、トイレ掃除やお風呂掃除を卒なくこなせる弟は、まるで家政婦さんのように家の仕事をこなしてくれました。
また、当時は祖母が入院していたため、母が休みの日には一緒に御見舞いにも行くことも。
ここでのポイントは、なるべく、家庭に関連することを中心に行わせるようにしたことです。
自分のリラックスタイムも大事ですが、ひとり勝手に過ごさせてしまうのは、生活の中での貢献度が低くなります。
ある日突然、「僕はなんにもできない」「誰の役にも立っていない」などと考えることのないように、母は家庭の仕事を弟に任せました。
☑ハローワークでの手続きも経験
失業といえば、公的な手続きもしなければいけません。
そこで母は「リストラにあったらどうすればいいか?」を、一度経験させることにしました。
ハローワークの手続きは代理で母が行うこともできますが、まだ体験したことがないからこそ弟自身にもリストラ時の対処法を覚えてもらおうと考えたのです。
母はパートがお休みの日に弟と一緒にハローワークへ行き、ハローワークはどんなところなのか、どんな書類を出すのか、求人情報はどこに載っているのか等を教えながら、弟自身に手続きを体験させました。
すると弟は、“失業時にはどうすればいいのか”を学んだことで、「リストラになっても大丈夫。だって、リストラになったらどうすればいいのか、僕は知っているから」というマインドになれたのです。
こんなふうに何ヶ月間か無職の時代を経験しましたが、これまた運良く知り合いのつてがあり、働き口を見つけることができました。
弟は今でも、そこで元気に働いています。
きょうだいの就活中に姉の私がしていたこと
自分の生活が中心だった
さて、ここまで弟の就活について触れてきましたが、実際に私がきょうだいとして何かを手伝ったことは一切ありません。
彼の就職を具体的に手助けしたことは、ゼロです。
特に、実家を出て一人暮らしをしていた私にとっては、細やかなケアなどしたくてもできないような状態でした。
自分も青春を謳歌する時間だと思っていたので、学生時代は、自分のことだけを考えて生活していました。
私の両親も、弟を重荷に感じることのないように、私には自由にやらせてくれました。
しかし、きょうだいとして立てるスタンスもあると、私はその後の就職活動で気づくことになります。
それは、「同じように就活をする仲間」になれるということです。
親は親で、頼ったり敬ったりする相手。
一方できょうだいは唯一、肩を並べることができる存在です。
それに気づいてからは、お互い様の気持ちが芽生え、彼のサポートもしたいなと思えるようになりました。
弟の話を聞いて、心の拠り所に
肩を並べられる存在として、まず、私は弟の話し相手だということを意識しています。
これは就活中にかかわらず、普段の生活でも思っていることです。
弟のよき遊び相手であり、仲間であり、ストレス解消の相手が、姉なのではないだろうかと考えています。
「発達障害」はなかなか世の中の人には理解してもらえないところもあり、また、おしゃべりな弟は正直「面倒だ」と思われがちですが、弟に「お姉ちゃんだったら話を聞いてくれる」と思ってもらえれば、彼の心の拠り所になれるのではないかと私は考えているのです。
弟を孤独にだけはしたくないと思うのは、昔も今も同じです。
私が学生時代の頃は、弟からよく電話もかかってきました。
そのときも、出来る限り出るようにして、彼の話を聞いていました。
電話に出ると、急用でもないし、大事な話でもありません。
もし、あの時電話を出ないままにしていたら、ここまで弟との距離は近くなかったのではないかと思います。
親の話を聞くのも役割の一つ
我が家は、弟がいてくれたから会話のある家庭になったのではないかと思うことがあります。
家族の絆の中心にいるのは、他でもない弟でしょう。
私が実家に帰る機会があれば、両親は必ず弟の近況を話してくれました。
今回お話した就活や転職の状況についても、私は帰省をする度に話を聞きました。
何が弟にとって問題なのか、今の職場の何が不満なのかなど、親が検討していること、弟自身が困っていることなど、とにかく知識を得るように私も聞きました。
私は単純に、そういった弟の話を聞くのが好きだというのもあるかもしれません。
しかし、将来的には私が親に代わって彼の転職をサポートをする可能性があります。
我そのときに対応するための準備は今のうちからやっておくべきでしょう。
親からの話を聞いて、それが直接弟に何らかの影響を与えるわけではありませんが、話を聞くことで、それが将来間接的に役に立つのではないかと私は考えています。
サポートをするのは必ずしも健常者とは限らない
姉を心配する弟
2歳の年齢差がある私と弟。
弟は高校を卒業してすぐに就職しましたが、一方で、姉である私は大学へ進学。
しかも浪人して進学したため、社会人になったのは弟のほうが3年も先になります。
私が大学生の頃は、就活というと大学3年の秋ごろから徐々に始まり、大学4年の4~5月くらいには内定をもらっているのが当たり前でした。
大学4年に進学する3月くらいだったでしょうか……、春休みの帰省時に「お姉ちゃん、就職決まった?」と、弟が尋ねてきたのです。
彼は私の就職をとても心配していてくれました。
それから、「お姉ちゃん、卒業できる?」という質問もしばしば。
私は彼の目に、どんな姉として写っていたのでしょう。
ただ、弟の心配の声に対して私は、「社会人の先輩として、私の心配をしてくれたんだね! ありがとうね! 今、面接とか色々受けてるよ」と、答えました。
☑頼ることで見えてくるもの
私はこの時、「障害者の弟に頼ろう」と、思い立ちました。
なぜなら、健常者が障害者をサポートするという構図が世の中で一般的かもしれませんが、健常者だって、障害者に助けられるシーンはたくさんあるからです。
私は、「障害者が健常者に頼る」という一般的な構図とは立場が逆になったとき、どんな関係性が生まれるのかが気になりました。
そのため、思い切り頼ってみようと思ったのです。
具体的にどんなふうに頼ったのかというと、「就活のときはどんなことに気をつけるといいの?」などと、就活のためのアドバイスを求めるようにしました。
すると、弟なりにこれまで身につけてきた「身だしなみはキレイにした方がいいよ」「挨拶は必要だよ」などのスキルを、私に共有してくれるのです。
こんなふうに「教えて、教えて!」と、頼っていると、発見も生まれます。
例えば、私が弟にアドバイスを求める行為は、彼に自己肯定感を与えることにもつながっていたようなのです。
彼は自慢げになって、色んなことを教えてくれました。
この経験から、私は就職活動が終わった後も、色々と弟に頼るようになりました。
「なぜ、洗濯物を干す時に隙間を開けるの?」「なんで、この順番で掃除をするの?」と、なんでもいいのです。
「早く乾きやすくするために工夫しているんだよ」と、彼の自慢げに説明する顔を見るのが、私はとても気に入っています。
弟が就職において注意したこと
さて、ここからは弟が就活・職場生活において気にしていることを皆さんにも共有します。
☑身なり
清潔感があることはとても大切。
髭が延びていないか、寝癖はついていないか、美容院にはこまめに行っているかなど、気にしたほうがいいとのことでした。
相手への印象は就活ではとにかく大事。
シャツがズボンからはみ出ていないか等、徹底的にチェックします。
毎日の鼻毛チェックだって怠りません。
親御さんの中には、「障害があるから、仕方ないでしょ」という人もチラホラいらっしゃいますが、社会に出るのであれば、なるべく清潔感があることに越したことはありません。
身なりが汚らしいと、それだけで相手に拒絶され、最終的に悲しい思いをするのは本人です。
オシャレや高級な洋服を身につける必要はないので、毎日お風呂に入る、シャツにはアイロンをかけるなど、最低限のことは徹底したほうがよいでしょう。
☑挨拶
挨拶は社会人の基本。
気持ちのいい挨拶は相手の気分も良くします。
気の利いたことはできなくても挨拶さえできれば、「元気でいいね!」と、職場の人は好意的に思ってくれるでしょう。
実は、発達障害者たちはみんな、人生の中で怒られたことはあっても、「いいね」と褒められる経験は少ない傾向にあります。
挨拶さえ身につければ褒めてもらえる(かもしれない)のであれば、それを身につけることはとても大事なこと。
それだけで、会社に行くモチベーションにもなりそうです。
☑笑顔
「お願いします」「ありがとうございます」などのセリフを、彼らは形式的に言ってしまいがち。
放っておくと、しかめっ面で言っていることもあるので、「どんなふうに言えば感じがいいかな?」と、練習させるようにしていました。
弟自身も表情を作るのが苦手なのですが、どんな顔が相手には感じが良いのか、こちらが促せばできるようになります。
特に、発達障害者たちは表情が固くなってしまいがちです。
しかし、だからといって笑顔を諦めるのはもったいないこと。
人間、笑顔がステキなだけで許せることだってあるのです。
早起きならぬ、笑顔は三文の得だと思って、練習していきましょう。
家族が就活・転職のためにできること
朝の挨拶が大きい分にはいいけれど、普段の話し声が大きすぎることは相手にストレスを与える素です。
他にも、顔を近づけすぎてしまうなど、パーソナルエリア(パーソナルスペース)の把握ができずに問題が起きてしまうこともあります。
我が家では、弟が大きな声を出したり、顔を近づけすぎたりしたときは、「ここが会社だったら」と例えたり、「お父さんが社長だったら」と例えたりして、人間関係のトラブル回避の練習をしてきました。
家庭だと、「障害があるから」と、どうしても甘やかしがちになりますが、いい練習舞台も家庭にしかありません。
一歩外を出たら社会ですから、家庭内でもチャンスがあれば、「それってどうなのかな?」と、問題提議してみるといいでしょう。
ただ、ストレスになるのもよくありません。
家庭はシェルターのように安心もできる場所であるべきです。
何から何まで口を出しすぎないようにし、注意する点は一貫させるようにしましょう。
例えば、さっきは声が大きくても何も言わなかったのに、今回だけ注意するといったようなことがあると、「どっちが正しいの?何が間違っていたの?」と、混乱する原因になります。
きちんとできたら褒めることも忘れずに。
社会人としてのコミュニティに参加することも
就職をするなら、社会性を身につけることが必要不可欠になってきます。
ここでいう社会性とは、挨拶ができる、人の嫌なことをしないなど、複数の他人ともうまくやっていける力のことです。
ただ、この社会性、家庭内だけではどうしても不足しがちになります。
それは、家族は他人ではないからです。
弟の場合は、ある障害者団体に所属し、ときに社会人で集まって生活に関するさまざまなことを学ぶ勉強会に参加しています。
お金の使い方、上司への態度、ファッション等、トピックはさまざまです。
健常者であれば自然と学んでいくことも、具体的に学ばないとできないのが彼らの特徴。
同じような仲間と学ぶことが、私の弟も楽しく、とても身になるようです。
メリットは下記の通りです。
- 社会人という同じ立場で頑張っている仲間と問題を共有し、課題を学べる
- 社会性を身につける機会になる
- コミュニティの中なら、「失敗しても大丈夫」と安心して取り組める
- コミュニティへの参加が就活の助けになる>
具体的に就活の知識や技能を身につけることも大切かもしれません。
しかし、他人とのふれあいがもっと必要な子たちもいますので、まずは発達障害の支援団体などに尋ねてみて、集まりに参加してみることをおすすめします。
まとめ
発達障害者の就職活動は、経済的な問題だけでなく、本人の自己肯定感の創出に大きく影響を与えます。
病気や障害の有無にかかわらず「仕事=生きがい」と思っている人は少なくありませんが、発達障害者にとってもそれは同じ。
働くことは大切な社会参加で、自分に自信を持つためにも大切な足がかりとなるのです。
就職先がないことは、大きな喪失に繋がる可能性があります。
そんな不安を発達障害者が抱えていることを理解し、フォローすることが、きょうだいにできる一番身近な支援ではないでしょうか。
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